中国医学の起源

【中国医学の起源】(中医学)
日本漢方の起源は中国医学です。甲骨文字(紀元前15世紀~11世紀に使用)にも疾
病に関する記録があり、その時代にすでに経験的医療が行われていたことがわかりま
す。紀元前97年に書かれた『史記』に、中国古代の名医「扁鵲」の言葉が記されてい
ます。

 

「病が皮膚にあるときは、湯薬(とうやく=煎じ薬)や熨草(いそう=灸治療)で治す。
病が血脈にあるときは、鍼石(しんせき=鍼治療)で治す。
腸胃(内臓)にあるときは、酒醪(しゅりょう=清酒やにごり酒)で治す。
しかし、病が骨髄に至ったときはどうすることもできない」



紀元前221年~西暦3世紀の間に書かれた、中国医学の三大古典『黄帝内経』『神農
本草経』『傷寒雑病論』が世に伝わり、現代においてもたいへん重視されています。
近代になって最後の王朝が滅ぼし、中華人民共和国(1949~)成立後、中国医学を「中
医学」と呼ぶようになりました。